基本料金 |
電力会社はお客の要望に応じた発電所、送電線、変電所等設備投資の必要があります。そこでお客の設備に応じて一部を負担して頂こうというのが基本料金と考えて頂ければ解りやすいと思います。例えて言えば荷物を運ぶのに何トントラックをチャーターするかと言ったことになると思います。
内訳は契約電力×単価×力率割引となります。契約電力は電灯の場合には多くがアンペア(A)で表示されます。6000ボルトで受電する場合には全てがキロワット(KW)で表示されます。 |
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| ここで基本料金は100ボルト、200ボルトの電圧で受電している場合には、電灯は多くの場合30アンペア、或いは50アンペアと言った電流で契約し、それ相当の基本料金を払うことになります。(いわゆる電灯契約) 電力会社はこの電流以上使用できないように電流制限器(俗にSブレーカーと呼んでいます)を取り付け、使用量を規制しています。家庭で電気製品を同時に多く使って停電になるのはこのためです。 |
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| 大型のエアコン、小さい工場の機械、商店のショーケースなどの場合(低圧電力と呼んでいます。俗に言う動力です)には多くは使用する製品の仕様書を元に契約電力を算出し、単価を掛けて基本料金を算出します。 |
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| 使用量が多くなると、技術的に100ボルト、200ボルトでは供給が困難になりますので、6000ボルト、或いはそれ以上の電圧(6000ボルトは高圧、それ以上は特別高圧と呼んでいます)で電力を購入することになります。当然構内に変電設備が必要になります。(後で説明しますが、用途、使用量、電圧により、契約種別が違い、単価が違ってきます) この場合には専用のメーターを取り付け、その指示を元に契約電力を算出し、単価を掛けて基本料金を算出することになります。この契約電力も別の項で詳しく説明しますが、不変のものではありません。極端な場合月毎に変わる場合があります。 |
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| 電灯の場合には関係ないのですが、低圧電力、或いは高圧で受電する場合、この基本料金は(契約電力が一定であっても)不変のものではありません。白熱電球や電熱器の場合、電力は電圧×電流で算出されますが(言い換えれば全てがエネルギーとして消費される)、蛍光灯や電動機の場合には理論上電力にならない電流を含みます。(この割合を力率と呼んでいます) 後で説明する電力量料金は純粋なエネルギー分についてだけかかってきますので、電力会社としては計量できない無駄な分については送電設備、変電設備に負担が掛かることになり、採算上問題が出てきます。そこでこの力率が基準より良い場合には割引、悪い場合には加算する制度になっています。具体的には85%を基準にし、単価を設定してありますので、力率を100%にすれば、基本料金は15%割引されることになります。この力率はメーターで毎月計測されその月の基本料金が確定されることになります。 |
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| この基本料金は、使用量の多少に関わらず、固定費用になります。 |